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留学便り チューリッヒ大学 高田先生

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チューリッヒ大学 高田知朗先生

休日のハイキング

昨年4月から、磯本教授にご推薦頂き、スイス・チューリッヒ大学へ研究留学をさせて頂いています。

スイスは地理的にドイツ・フランス・イタリアなどと国境を隔てており、国内でも地域によって話される言語が異なりますが、チューリッヒはドイツに近接しており、主にドイツ語が用いられます。金融の街として有名ですが、古くからの建築物が大切に保存されており、中心部においても情緒を漂わせる町並みが見られます。郊外では、夏はハイキング、冬はスキーを楽しむのが典型的なスイスの休日のようです。

さて研究室ですが、基礎講座である生理学部門のうちの1教室に所属しています。研究室のボスのDevuyst教授は非常に活動的で、数多くの論文を執筆されています。Devuyst教授はチューリッヒとブリュッセルの2カ所の研究室を統括していますが、ここチューリッヒの研究室ではいくつかのチームに分かれて主に腎尿細管を中心とした研究を行っています。私の研究テーマはウロモジュリンと遠位ネフロンのトランスポーターとの関連で、マウスを用いた研究を行っています。実験に関しては、大学院生の際には学ぶことがなかった基礎的な手技からやや訓練が必要な手技まで、こちらのポスドクや大学院生に教わりながら進めています。同僚はヨーロッパ各国を含め中国やシリアなど幅広く、コミュニケーション手段としての英語学習の重要性を実感します。基礎研究はこれまで働いてきた臨床領域とは異なり、自分の経験のなさ痛感する毎日ですが、残された期間で習得できる事、帰国後に生かせる事は何なのか、模索の日々が続いています。留学当初は研究室の日本人は私だけでしたが、現在は新たに日本人が1人加わりました。またチューリッヒ大学の臨床部門には数名の日本人が在籍しており、貴重なつながりとなっています。

最後に、9年目というやや早いタイミングで海外留学という貴重な経験ができているのは、磯本教授をはじめとする医局の先生方、病院の関係者のご厚意によるものであり、大変感謝いたしております。


チューリッヒ大学




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